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子育て

ペアレント・トレーニング(PT)受講記~第2回子どもの行動の観察と理解

ペアレントトレーニングを受講する機会に恵まれ、第2回目のトレーニングを受講してきました。

第1回目から2週間後です。

この2週間の間に、自宅で子どもと過ごす中で

「子どもの良いと思った行動を具体的に挙げる」
「子どもとの関わりで困った場面を客観的に行動観察シートに記入する」

という宿題をして過ごし、第2回目のペアレントトレーニングとなりました。

第1回目は「オリエンテーション」でした▼

ペアレント・トレーニング(PT)受講記~第1回オリエンテーションペアレントトレーニングを受講する機会に恵まれました。 私が感じたことや学んだことが、同じように悩んでいる人の参考になったら嬉しいです。...

第2回の流れ

私が参加しているペアレントトレーニングは1回あたり、2時間の予定で行われます。

今回もとても濃厚で、あっという間の時間でした。

最後の「今日の振り返り」のところでは、先生方へのざっくばらんな質問が止まらず、時間オーバーしていました。

第2回目の目標と流れは以下のようになります。

目標

目標

  • 子どもの行動を観察し、行動の起こる背景を分析しましょう
  • 子どもの行動を3つのタイプに分け、一貫した対応を目指しましょう

流れ

流れ

  • 良いところ探し
  • ミニ講義~子どもの行動の観察と理解~
  • 休憩
  • 宿題報告、話し合い
  • 宿題について
  • 今日の振り返り

良いところ探し

まずは、前回の宿題だった「良いところ探し」の発表です。

第1回目のペアレントトレーニングを受講後、子どもの「良いな」と思った行動を具体的に発表します。

私の参加するペアレントトレーニングは、毎回参加している保護者の席が変わります。
名札が置いてあり、そこに座るのですが、1番目に発表する席が決まっています。

今回、私の席は、6人中5番目に発表する席でした。
色々な話を聞いて自分の順番が回って来るので、少し安心できた席でした。

私の宿題~良いところ探し~

子どもが学校から帰ってきたとき、私は夜勤前でシャワーを浴びていました。
子どもから「帰ってきたよ」と声が掛かり、「「はーい」と答えました。
シャワーから出てきたら、自ら宿題に取り組んでいました。
私が浴室から「宿題しなさい」と声をかけなくても、自ら取り組むことができていました。

こんな、ささいな日常の一コマを発表しました。

良いところ探しの感想

前回のペアレントトレーニングで、良いところ探しを発表してもらいます。と声が掛かっていました。

私は、発表をする時に緊張するだろうなぁと思って、事前にメモに書いて発表しました。
事前に自宅でメモを残す時から気づいていましたが…

私はこの「良い行動」をした息子を褒めなかったんですね…。

「お!えらいじゃん」と私自身が嬉しく感じたのに、なぜか「自分の宿題だもんね、宿題をするのは当然」と、息子の良い行動をスルーしてしまったんですね。

素直に、「うわー、言われなくても宿題してえらいね」とか「自分から宿題してる!すごいじゃん」と声をかけてあげれば良かったと、今は思います。

今回の第2回目のペアレントトレーニングの内容で出てきたのですが、【子どもの行動に影響を与える4つの要因】というものがあるそうです。

その中に、「保護者の特性と対応」「保護者を取り巻くストレス」というものがあることを知りました。

まさしく、この時の私は、「何だか褒めるのが気恥ずかしい」「夜勤前というストレス」という「私の特性と私を取り巻くストレス」により、うまく褒めてあげることができなかったなぁと実感しました。

ペアレントトレーニングを受講した直後だから思うこと

前回の第1回目のペアレントトレーニングを受講後は、自分の中でも何となく「子どもを客観的に見よう」とか「子どもの行動をじっくり見てみよう」という気持ち(モチベーション)がありました。

第1回目のペアレントトレーニング受講後3日~4日間は、うまく対応できていたと思います。

しかし、段々と日常に慣れて、日常の気持ちに戻っていき、第2回目のペアレントトレーニングを受講する時期には、普段通りになっていました。

今回、第2回目のペアレントトレーニングを受講しても、上手に対応できるのは数日かもしれません。

でも、その数日が過ごせたこと、2週間の日常生活の中身を振り返ることができたことを前向きに捉えたいなぁと思います。

第1回目に「すぐに目に見える効果は表れませんが、プログラムを終える頃に振り返ると、きっと変化や成長が見えます。ステップ・バイ・ステップでゆっくりと進めていきましょう」と声をかけてもらったことを思い出しました。

ペアレントトレーニングを受講していなければ、「自分はなかなか子どもを褒めてあげない特性」に気づかなかったし、「自分自身にストレスがある時に余裕がない」ということを改めて実感することもなかったと思います。

ここに気づくことができただけでも進歩です。

この自分の特性を理解して、子どもへの関わり方がステップアップできると言いなぁと思います。

ミニ講義~子どもの行動の観察と理解~

行動とは

ペアレントトレーニングでは、子どもの「行動」に注目します。

この「行動」とは

  • 目に見える
  • 聞こえる
  • 数字で表せる

という具体的なものです。

ポイント①目に見えること

誰もが映像として具体的に表現できることが大切

ポイント①目に見えること。友達に優しくする・弟に意地悪をする・走り回らないというのは「行動ではない」。友達が泣いていたら「どうしたの?」と言う・弟の玩具を取って逃げる・イスに座るなど、具体的な行動ができることが大切

ポイント②聞こえること

誰もが具体的に同じように行動できるように「具体的なセリフ」を用いることが大切

ポイント②聞こえること。宿題をしながらブツブツ言う・母に暴言を吐く・母が注意するというのは行動ではない。具体的に、「分からない」「やりたくない」と言う・母に「うるさい、黙れ」と言う・「早くお風呂に入りなさい」と言うなど、具体的なことが行動である

ポイント③数字で表せること

人によって感覚や捉え方が違うため、具体的に数字で表せることが大切

ポイント③数字で表せること。朝早く起きる・すぐに立つ・いつも靴を揃えないというのは行動ではない。朝7時前に起きる・3分位経つと立つ・10回のうち8回は靴を揃えないというような具体的なことが行動である。

行動に注目すると

「目に見える・聞こえる・数字で表せる」という具体的な行動に注目することで、子どもにしてほしい行動・してほしくない行動を具体的に伝えることができます。

具体的に伝えることで、子どももイメージしやすくなります。

子どもが指示の内容を理解しやすくなります

してほしい行動を具体的に伝えるのがコツです。

してほしい行動を具体的に伝える。お友達には優しくしようではなく、「お友達が泣いていたら「どうしたの?」と言おう」。スーパーでは走らないではなく「スーパーではお母さんと一緒に歩こう」。きちんとしなさいではなく「靴を脱ぐ時には揃えなさい」と、具体的に伝えることが大切

子どもの人格を否定するのではなく、困った行動だけを取り出して注意することができます

困った行動だけを取り出して注意できます。「なんて悪い子なの!」ではなく、「妹を叩いたらダメだよ」。「どうしていつもできないの」ではなく「宿題をしなさい」というように、困った行動だけを取り出して注意します

子どもの行動に影響を与える4つの要因

子どもの行動の背景には、色々なことが影響を与えています。

いろいろな状況が折り重なり、相互作用を起こし、結果的に子どもの行動に影響しています。

1つのことだけが原因で行動が起こることは少ないです。

子どもの行動に影響を与える4つの要因①子どもの特性②保護者の特性と対応③保護者を取り巻くストレス④状況

私自身は、この4つの要因のうち、「保護者の特性と対応」「保護者を取り巻くストレス」という部分が私の子どもの行動に大きく影響していると感じます。

私がこの部分をしっかりと理解して把握することで、子どもとの良い循環の親子関係が築けるようになりたいと感じました。

子どもの行動を分析しよう

行動観察したものを、細かく分析してみましょう

分析のポイントは「行動」の前と後です!

行動の前:どんな場面?どんな状況?いつ?どこで? 行動:持続時間・程度・頻度、どの行動による本人や周囲への影響は? 行動の後:どの行動にどう対応したか?対応後の子どもの行動は?行動の前:本人にとって引き金となる状況がある①行動の目的・気持ち②起こりやすい状況 行動の後:本人にとって意味のある結果がある。どんな結果に終わったか?①褒められる②叱られた③失敗した④しなくて済んだ⑤ものを得られた等

行動前の状況を振り返ってみましょう

子どもの行動には必ず理由があります。
その時の子どもの目的・気持ちを考えてみましょう。

「その時の子どもの目的・気持ち」は、子どもにとっては意味があることなので、共感してあげることが大切です。

「その時の子どもの目的・気持ち」を「○○なんだね」と共感して、理解しようとすることが支援の第一歩です。

行動の目的例①注目を得るため②物や活動を得るため③逃避・回避するため④感覚・刺激の獲得

行動後の結果を振り返ってみましょう

「強化の理論」とは、行動の後に子どもにとって良いことが起こると、その行動は増えやすくなるということです。

「強化の理論」行動の後に、子どもにとって「良いこと」が起こる→その行動は増えやすくなる

強化の理論 例①

行動の結果、良いことがある:正の強化
お茶碗を運んだ時に褒められて、コップも運んでくれた

強化の理論 例②

嫌なことを避ける:負の強化
おこられないようにするために、宿題をした

良くない強化の例

良くない強化の例;行動の前:レストランの待ち時間が退屈 行動:遅いと大声を出す。席を立って走り回る 行動の後:おもちゃを買ってもらった

この場合、「大声を出したり走り回る」という行動で、「おもちゃを買ってもらう」という子どもにとっての【良い結果】を得ています。

次に似たような場面があったら同じような行動をする可能性が高くなります。

このような事態を避けるために、行動の前後にできそうな工夫を考えてみることが大切です。

実際に、考えてみました。

「レストランの待ち時間が退屈」なので、「遅い!」と大声を出したり走り回るという行動に繋がっています。

では、その行動を起こさないために、どのように関わりましょう?

子どもの特性や性格によって、対処の方法は違いますが、子どもの特性に合わせて介入することが大切です。

ペアレントトレーニング内で挙がった対応策の一例

  • 順番が来るまで外で待つ
  • 事前に予約を入れておく
  • 注文をしたものが来るのが遅い場合は、そもそも待たなくてもいい店(ファストフードなど)を選ぶ。テイクアウトという選択肢もある。
  • 手遊び・塗り絵・しりとりなど、退屈をしのげる工夫を考える

「遅い!」といって問題の行動を起こさないように介入するための方法(行動の前の介入)は、比較的スムーズに出てきました。

 

次に、「レストランの待ち時間が退屈」なので、「遅い!」と大声を出したり走り回るという行動をしてしまった「後」の介入を考えみました。

ペアレントトレーニング内で挙がった対応策の一例

  • 家に帰ったらゲームをさせないと言う
  • 帰る

子どもが問題行動を起こした後の介入案はなかなか出てきませんでした。

私は、「そんな行動をするなら帰ると言って車に戻る」と答えました。

そんなことをしたら、子どもを脅しているようで嫌だけど、でもそんな方法しか思いつかないと発表しました。

 

先生からは、「行動が起こってしまうと、対応が難しくなる」ということを理解してほしかったのです。と声がかかりました。

「行動が起こってしまうと、対応が難しくなる」
だから、行動が起こる前の段階で、問題行動が起こらないように介入することが大切だということです。

感じたこと

問題行動が起きる前に、意識的に介入することで問題行動を減らすことができる。

きっと、自然にやっていることもあると思いました。

でも、問題行動にばかり目を向けていたし、問題行動にどうやって対応したらいいんだろうと悩んでいました。

これまで、ペアレントトレーニングに関する本を読んだりして、何となくわかった気になっていた部分もありました。

しかし、実際に講義を受けて、具体的に考えて、発表することで、「あ~、そうなんだ」と腑に落ちるといった体験をしました。

気になったこと

行動の客観的観察→好ましい行動に注目→ほめる、達成感→好ましい行動が増え問題行動が減る→子どもの反抗が減り自信・意欲が増す→親の自信が増し心が安定するという良い循環の親子関係を目指します

第1回のペアレントトレーニングで、「良い循環の親子関係」について学びました。

「良い循環の親子関係」になるための視点や具体例を学んでいる途中ですが、講義を受けながら、ふと疑問に思ったことがありました。

「褒める」ことの大切さは理解しているつもりです。

でも、「褒められたい」ということが目的になって、人の顔色をうかがう様になってしまわないだろうか?

そんな疑問が湧きました。

先生に質問してみました。

先生の答え

確かに、そんな心配が出てくる事も分かります。

でも、今は「親と子の信頼関係」を築く時期だと思ってください。

まずは、「褒める」という行動で、「自分のことを見てほしい」という子どもの欲求を満たしてあげてください。

「自分のことを見てほしい」という欲求のコップがあるとしたら、そのコップを満たしてあげることが大切です。

その「自分のことを見てほしい」という欲求のコップが満たったら、正の連鎖に繋がっていきます。

正の連鎖とは、

  • 予定通り(もしくは予定前に)に学校に登校できたという「褒めてほしいポイント」があった時に、その行動を認めて褒める
  • 早く学校につくと学校の朝の時間に余裕ができて楽しいなどの嬉しい出来事に気づいてくる
  • 繰り返すことで、褒められなくても、自分で嬉しい出来事に気づき、行動を継続することができる

という正の連鎖に繋がる。

といったイメージだそうです。

息子は小学6年生ですが、「自分のことをみてほしい」という欲求のコップを満たしてあげることが大切なんだ。まだまだ、そんな状況なんだ。と思いました。

先のことを心配していましたが、まずは、ペアレントトレーニングで学んだことを行動できることが大切だと思いました。

子どもの行動が変わる5つのポイント

  • いきなり高望みをしない  <ちょっと立ち止まって>
  • 子どもの行動を良く観察すること  <よく見て、考えて>
  • 今できることから、一段一段ステップを踏んで着実に  <ねらいを定めて>
  • 子どもの特性に合わせて  <その子を思い出して>
  • 強化の理論を思い出して、対応に一貫性をもたせる  <さぁ、やってみましょう>

子どもの行動を3つのタイプに分けてみましょう

子どもが同じ行動をしているのに、ある日には褒められて、別の日には何も言われなくて…では、その子は何が良い行動なのか混乱してしまいます。

「強化の理論」を上手に活用するために、対応を一貫させることが大切です。

子どもの行動を3つのタイプに分けてみる。好ましい行動は肯定的な注目・ほめる。好ましく無い行動は具体的な指示を出す、注目を外す。許しがたい行動は注目を外す、警告とペナルティ

「好ましい行動(増やしたい行動)」「好ましくない行動(減らしたい行動)」「許しがたい行動(なくしたい行動)」の分類に正解はありません。

自分自身の基準で分け、なぜその基準にしたのかを考えることが大切です。

「好ましくない行動(減らしたい行動)」「許しがたい行動(なくしたい行動)」への対応は、ペアレントトレーニングの後半の講義で習うそうです。

まずは、

好ましい行動→肯定的な注目・ほめる

の習慣をしっかりと身に着ける段階です。

  • 子どもの困った行動だけでなく、その前後の状況も含めて観察してみましょう
  • 子どもの行動はすぐには変わりません。まずは状況を変えたり、対応の仕方を工夫しましょう
  • まずは、困った行動を減らしていくことではなく、良い行動をほめて増やしていきましょう

資料を基に講義を受けるのですが、「何だか、「強化の理論」とか難しいことになったなぁ」と思ってしまいました。

しかし、実際に先生に質問しながら講義を受け、内容を理解することと、「子どもの行動を3つのタイプに分けてみる」という宿題を行うことで、少しずつ理解を深めることができそうです。

ペアレントトレーニングとは、講義だけではなく、次回のペアレントトレーニングまでの宿題に真剣に取り組むことが大切なんだと実感しました。

休憩

第2回目なので、私はまだまだ人見知り中です。

なかなか自分から他の人に話しかけることができませんでした。

でも、お隣の席のお母さんから声をかけて頂き、段々と話の輪が広がりました。

15分の休憩でしたが、最後は参加している保護者全員で話をしている状況でした。

「どんな薬を飲んでますか?」「学校の先生はどんな感じですか?」などなど、同じような背景を持った子供を持つ母親という共通点がありますので、話は自然と弾みました。

私は、「人見知りだから、座学はいいけど休憩時間とかしんどいな」と思っていましたが、参加してみると意外と乗り切れると実感しました。

宿題報告、話し合い

行動観察シートの宿題報告です。

それぞれの家庭で、子どもの人数が違ったり、保護者の仕事が違ったりするので、兄弟が多いことによる関わり方の悩みなどもありました。

しかし、根本に「子どもの特性」による困りごと、保護者としてどのように対応したらいいのだろうかという同じ悩みがあるので、それぞれ発表される出来事に「あるある」と頷いてしまうことばかりでした。

私の場合~行動観察シート~

背景

  • サッカーの練習がある日。学校から帰宅後宿題をせずに友人宅へ遊びに行った。
  • 17時に帰宅し、宿題をしてから17時45分にサッカーの練習に出発予定。

場面

  • 17時に帰宅するという約束を破って17時20分に帰宅した

子どもの行動

  • 走って帰ってきた。「時計を見ていなかった」「5分で戻れると思った」と、言い訳をする

私の対応

  • 17時に帰って来て宿題をしてもギリギリなのに、遊びに夢中で約束通りに帰って来ないから、バタバタ準備することになる!とイライラして「早く宿題してしまいなさい!」「サッカーの準備もして!」と大声で催促した

それに対する子どもの反応

  • 「分かってる!」とイライラした口調で返事をする。
  • 宿題を始めるが、雑に終わらせる。

どのように終わったか

  • 学校の宿題は雑に終わらせた

どの位の頻度でありますか

  • 週に2回(平日のサッカーの練習の時はこんな感じ)

あなたはどう感じましたか

  • 約束通り戻ってこないだろうと思っていても、予想通り遅く帰ってきたことに「自分のサッカー・宿題のことなのに、なぜ時間を守ったり行動の予定を立てることができないのか」とイライラしてしまう。
  • 自分の予想通り、約束通り帰宅しないので、諦めて「宿題しようか」と優しく言えばいいと思っている。
    しかし「時間を守らないといけない理由」などを話している時間的な余裕がないため、「約束を守らないことを怒っている」と伝える為に厳しい口調で行動を促してしまう。
  • 宿題をすることは「やらないといけない」と分かっていて取り組むので、その姿勢を褒めてあげたいと思っている。
    でも、自分のアンガーマネジメントができず、宿題をする事を「当然のこと」とスルーしてしまう自分が嫌。

発表した時の気持ち

サッカーの練習から帰宅すると、21時近くになります。

  • サッカーから帰宅し21時頃から夕飯・お風呂・就寝となるため、帰宅後に「何で約束通り帰ってこらなかったのかな?」と話し合う余裕がないこと。
  • 翌日に話をしても、子どもにとっては時間が経っていてピンとこない気がする。

という私の気持ちをお話ししました。

第1回目のペアレントトレーニングを受講後にも感じましたが、「私の関わり方」で、子どもの反応が違うことは理解しているつもりでした。

しかし、忙しい日々の中で、段々と余裕をなくして、いつものガミガミ母さんになっているなぁと思いました。

発表後のアドバイス

みなさん、同じように「怒ってしまう」「毎日こんな感じです」という日常の困った行動を発表されました。

「ガミガミと言い出したら、止まらないよね。私って、こんなにガミガミ言えるの⁉って思うけど、止められないの」と、小児科の先生が共感してくれました。他のみなさんも頷いていました。

「自分の言い方のせいで、子どもの精神が病んでしまうんじゃないかと思う」と言われたお母さんもいました。

「あぁ、みんな同じように悩んでいる。わたしだけじゃないんだなぁ」と思い、泣きそうになりました。

悩んでいることを吐き出し、共感してもらうことで、救われた気がしました。

これって、ペアレントトレーニングを受講しなくては実感できなかったことだと思います。

もしも、同じような場面で、うまくいったと思った日には、

  • 子どもの特性
  • 保護者の特性と対応
  • 保護者を取り巻くストレス
  • 状況

のうち、どの部分がうまくいったのか考えてみて教えてくださいね、と声をかけて頂きました。

うまくいっても、うまくいかなくても、振り返ってみることが大切そうです。

宿題について

第2回目の宿題は

  • 良いところ探し
  • 行動観察シート
  • タイプ分けシート

が出ました。

第2回目に提出した「良いところ探しのエピソード」も「行動観察シートのエピソード」も、私は1つしか提出することができませんでした。

日常のささいな出来事の中で、子どもを観察すればもっと沢山のエピソードが出てくると思うのですが、まだまだ頭が固いのでしょう。

今回は、第3回のペアレントトレーニングに向けて、もう少しエピソードを挙げたいなぁと思いました。

今日の振り返り

今日もアンケートを記入します。

アンケートを記入する時間には、傍に居る先生方への質問ができる機会でもあるのですが、皆さんの相談事は、同じように自分の悩み事でもあるので、1人が相談すると「そうそう」と質問が続きます。

こんな時間は、通常の診察時間では持つことができないので、とても貴重な時間だと思います。

 

子どもがどんな事で悩んだり困ったりしているのか気になった時に読みました。
漫画で分かりやすくあっという間に読めました▼

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