小学5年生の息子が、冬休みを利用して2泊3日で近県遠征に行くことになりました。
子供は休みでも、親にとっては平日の2泊3日。
応援に行ける保護者も少ない中で、チーム・コーチと共に子供自身が頑張って成長するしかありません。
こうやって、親の手の届く所で子供を守ることができる期間ってあっという間に過ぎていくのだなと実感しています。
子供が遠征で困らないように、どんなものを準備したらいいのかしら?
保護者同士でもLINEでお互いの様子を確認しながら準備を進めました。
今回、『小学5年生のサッカー遠征~2泊3日~』どんなものを準備したのか、お見せします。
Contents
チームからの連絡内容
- 出発時間:朝7時
- 遠征費:バス3日分借り上げ料、運転手代、宿泊費、朝食代、3日分弁当代、交通費、雑費を含みます。
- 持ってくるもの:ユニフォーム、サッカー用具、防寒対策、飲料水、保険証のコピー、遠征に必要な用具(ハンガー・洗濯ネット・洗面用具、室内着)
- *2日目、3日目の飲料水はこちらで準備します。
以上の連絡がチームから届きました。
出発日のお弁当が不要ということで、ちょっと一安心。
補食について
サッカー少年の息子にとっての「補食」は、とても大切です。
息子がサッカーを始めてから、私が一番気になったことが補食でもあります。
3食で補えない栄養やエネルギーを練習前後の補食で、補うことができるのが「補食」。
特に、我が家の息子は、1回の食事量を食べ込むことができないので、試合や遠征時の補食にも悩んでいるところです。
今回、2泊3日の遠征で私が準備した実際の補食をお見せします。
1日目
- おにぎり2個
- あんぱん
- 栄養補充クッキー(BALANCE POWER)2個
- ゼリー
- 塩分チャージ
- キャラメル
2日目
- カステラ
- 魚肉ソーセージ
- 栄養補充クッキー(BALANCE POWER)2個
- ゼリー
- 塩分チャージ
- 魚肉お菓子(よっちゃん)
- グミ
3日目
- カステラ
- 魚肉ソーセージ
- 栄養補充クッキー(BALANCE POWER)2個
- ゼリー
- 塩分チャージ
- ピーナツ
- お菓子(ぷっちょ)
2泊3日の補食を準備の際に気を付けたこと
おにぎり
糖質を補給するための捕食におすすめなのは、「おにぎり」です。
おにぎりは具材を組み合わせることで飽きずに食べることができ、鮭やツナ、卵などを使うとたんぱく質、海苔を使えばミネラルというように、中に入れる具材によって必要な栄養素を取り入れることができるメリットがあります。
*私は、今回の遠征に応援に行くことができなかったので、1日目だけおにぎりを持参させました。
カステラ・あんぱん
毎日の補食を親が準備することができればですが、日持ちする補食も助かります。
こんな時は、カステラやあんぱんがおすすめです。
ドーナツやマドレーヌなどは、バターが豊富に使われていて、「補食」としては不向きです。
その点、カステラやあんぱんは高い糖質量と、卵や大豆の程よいたんぱく質を摂ることができ、脂質量も高くないので、おすすめです。
バナナ
バナナは捕食に優秀な存在です。バナナは消化が良いため、パフォーマンスへの影響も最小限に抑えられます。また、バナナ以外の果物もエネルギーに代わりやすい果糖や、ビタミン類も豊富に含まれているため、補食に取り入れたいです。
しかし、今回は、2泊3日の遠征。
遠征先でゴミを出すことは控える必要がありますので、1日目に食べたバナナの皮を家に持って帰ることを考えると…恐ろしすぎて、今回は生もの(バナナや他のフルーツ)は、控えました。
ゼリー飲料やドリンク類
食べてすぐに動ける補食として、ゼリー飲料や果汁100%のドリンク類がおススメです。
ウィダーインゼリーのCMでも、錦織選手がゼリー飲料を飲んですぐに試合を開始していますね。
液体状になっているため、消化吸収への負担が軽く、栄養成分が含まれている、常温保存ができる点も嬉しいポイントです。
糖質・タンパク質・カルシウム・ビタミン類
糖質;体を動かし、疲労回復するためのエネルギー源になるもの
タンパク質;筋肉が成長するために必要なもの
カルシウム・ビタミン類;息子は、一度疲労骨折をしたことがあります。成長期の子供にとって、ハードな練習は、やはり負担がかかるものです。
自宅での牛乳はもちろんですが、補食にチーズを取り入れることはおススメです。
*今回は、2泊3日の遠征だったので、冷蔵保存が必要なチーズは持参しませんでした。
お菓子
補食の大切さは、親として理解しているつもりです。子供も、コーチから「ご飯から食べるように」言われたり、練習の合間に「食べること」の大切さも教えられているようです。
しかし、まだまだ小学生。試合の合間に、自分の体作りに必要な補食だけではなく、大好きなお菓子があると、テンションが上がるのも本当の姿です。
そこで、補食の中に1つだけ、仲間と分け合って食べれるようなお菓子を入れるようにしています。
遠征でのお泊りグッズ
試合が終わって、子供たちは宿泊先で過ごします。
試合会場から宿泊先までの距離は毎回異なります。特に今回は冬。
汗をかいた後に、着替えをして宿泊先に行くのか、そのまま宿泊先に行くのか、はたまた天気は?
その時その時の様子で、臨機応変に対応してくれるコーチの指示を予測して準備しておきます。
試合に持っていくリュックの中身
- サッカーボール
- すねあて
- スパイク
- マスク(移動時の風邪・インフルエンザ予防)
- 着替え(試合後に着替えられるように長袖長ズボンと靴下)
旅行かばんの中身
- 2回分の着替え
- 2回分のパジャマ
- 歯磨きセット
- シャンプーとボディソープ
- 洗濯セット
- お風呂セット2回分
- 室内や移動時に着るジャンパー
2回分の着替え
2日目、3日目の試合終了後に着替えられるようリュックに入れる分
1回分をそれぞれビニール袋に入れて、簡単に入れ替えができるようにして準備します。
2回分のパジャマ
息子は、今は殆どしませんが、夜尿症の傾向がありました。
疲れ果てて眠りすぎて汚してしまった時に、パジャマのズボンだけ変えると怪しいので、2セットのパジャマを準備しました⇒通常、1回分のパジャマで大丈夫だと思います
歯磨きセット・シャンプーとボディソープ
大浴場がある場合、浴室に移動する時に、短時間で団体行動ができるように1つにまとめて準備しておきます。
洗濯セット(ハンガー・洗濯ばさみ付き・洗濯ネット)
お風呂セット2回分
肌着・パンツ・靴下・タオルを1セットにまとめたもの
室内や移動時に着るジャンパー
集合時に着て行ったベンチコートとは別に用意しました。ベンチコートは、待機中のベンチで着用するには便利ですが、私服になった時には、長くて不便になるので、ジャンパーを準備しました。
保険証のコピー
遠征時には、子供が何かあった時に困らないように少額ですが、お小遣いを持たせています。財布の中に、自分でお金を入れて管理させます。
遠征時には何があるか分かりません。保険証のコピーを持参しています。
保険証のコピーは、文字部分が雨に濡れて滲まないように、多少雑に扱っても破れないように、コピー後に透明のテープで補強したものを持たせています。
1度準備しておくと、繰り返し利用できるので便利ですよ。
宿泊先での過ごし方
宿泊先では、コーチの指示に従いながら、「自分でできることは自分でする」ことが求められます。
ユニフォームの洗濯・干し・取り込みも自分たちで行います。
スムーズに準備ができるように、旅行かばんの準備は、子供と一緒に行います。
そうすることで、どこに、何が入っているかを子供自身で把握することができます。
また、汚れた衣類を旅行かばんに入れて持ち帰りますので、1セットずつビニール袋に収納して、汚れた分はビニール袋に入れて持ち帰ることを声掛けながら、一緒に準備をしました。
子供たちは、同じような物を持っています。
忘れ物・失くし物がないように、持参するものにはすべて記名するようにします。
まとめ
いつまでも、親の手の届く所に居るわけではない子供。
少しずつ成長して、他の大人と一緒に過ごしたり、仲間と過ごしたりする時間が増えていきますね。
そんなときに、子供が困らないように、陰から応援するのも親の務めです。
所属しているチームによっては、保護者のお手伝いが必要であったりと、保護者のかかわり方は様々だと思います。
息子の所属しているチームは、子供とコーチだけで何でもします。保護者は殆ど手を出しません。小学生が2泊3日の遠征に行くときに、どんなものを準備したらいいのか、参考になったら嬉しいです。