最近は、猛暑ばかり。暑い夏を過ごしていますね。
普段の生活をするだけで、熱中症の危険があります。
そんな真夏に、スポーツをする子供は、『とても疲れているけど、食べられない』という事態に陥りがちです。
スポーツを続ける為には、健康で、元気でいてくれることが大事ですが、食事での栄養がとれないと、夏バテしてしまうのではないかと心配になりますよね。
そんな悩みに、お役に立てたら嬉しいです。
夏の栄養摂取
夏になると、暑さのせいで、なかなか食事を取れなくなりますね。それは、大人も子供も同じです。
スポーツをする子供にとっては、一般的な子供の食べる量では、エネルギーが不足してしまします。スポーツをする子供が、なかなか食べられない状態になると、栄養不足で倒れたり、熱中症になったりする可能性が高くなります。
また、成長期の子供にとって、栄養を取れないとなると、身体的な成長が出来なくなってしまいます。
お弁当も大事です
夏のお弁当だったら、麺類や味付きご飯だと、子供が食べやすいようです。
例えば2段弁当であれば、
- パターン1例目
一段目;うどん+ペットボトルに麺つゆ
二段目;おにぎりとおかず - パターン2例目
一段目;冷やし中華+ペットボトルにつゆ
二段目;おかずと果物
味付きご飯であれば、
- ビビンバ
- 三色ご飯
- 稲荷ずし
- ちらし寿司
などです。
練習の後に、何よりも優先して摂取してほしのは、「炭水化物」です。
本当は、たんぱく質や野菜とか、食べてほしいものは沢山あります。
でも、暑くて食べられない時期こそ、最優先して食べさせたいのが、「エネルギー源」なのです。
補食の必要性
スポーツをする人にとって大切な「補食」。
補食の役割には
- エネルギーの補給
- 集中力を高める
- 疲労回復の促進
という大きな目的があります。
栄養のバランスを考えたりして、お弁当で不足した栄養素を補充したりと、補食にはとても大切な役目があります。
しかし、真夏の炎天下でスポーツをする子供は、なかなか「食事」自体を取れなくなる傾向にあります。
そこで、真夏に準備する補食では、栄養よりも、「子供が摂取しやすいもの」を意識する必要があります。
夏の補食は、
- オレンジジュース
- カットフルーツ
- 果物ゼリー
など、子供が好んで、スルッと、サラッと食べられるものを選びたいですね。
補食バッグの中身
うちの子供のサッカーチームでは、いったんコーチに子供を預けてからは、親は極力離れた所から子供を応援します。朝から子供に必要物品を持たせてコーチに預けてからは、水分が足りない等の子供やコーチからのSOSがない限り、子供たちが自分で考えて、コーチに相談して、自主性や考える力を育んでいます。
そういうチームに所属しているので、子供に持たせる補食バッグに、親の愛情をたっぷり詰め込んで持たせます。
今回の補食バッグを準備したのは、9月15日。私は試合会場へ応援に行けない日でした。朝8時に集合して、夕方5時頃に解散予定です。
天気予報は「晴れ」最高気温は32℃、最低気温は23℃の予報です。
- 補食バッグを準備した日:9月15日
- 集合時間:朝8時
- 解散予定:夕方5時頃
- 天気予報:晴れ
- 最高気温:32℃予報
- 最低気温:23℃予報
補食バッグに入れたもの
- お弁当
- 果物
- おにぎり
- 凍らせた500mlペットボトルのお茶
- 凍らせたアクエリアス
- 凍らせたオレンジジュース
- さけるチーズ(子供が好き、チームでも流行っている)
- 魚肉ソーセージ(子供が好き、チームでも流行っている)
- こんにゃくゼリー1袋
- ウィダーインゼリー
追加で、
- 塩分チャージタブレット
- チーズスナック
果物は、小分けにして、入れておきます。
おにぎりは、2~3口で食べられるサイズにします(本当はもう少し入れたかったけど、ご飯が足らず…。)
補食バックに入れてみたら、スペースが余ったので、追加しました。
毎回おにぎりは必須です。コーチからは優先して「炭水化物」を取るように指導されます。夏場のおにぎりは、塩分を多めにして、準備すると、熱中症予防になります。
チーム内で流行っている補食は、なるべく持たせるようにしています。可能な範囲で、子供のお願いや好みの補食を入れてあげることも、子供が補食をしっかり食べてくれるコツです。
うちの子は、塩分チャージタブレットが苦手なので、補食に入れてもあまり食べません。食べてくれる子供さんなら、熱中症予防に入れてあげるといいと思います。
今日の反省
今日は、
- 1リットルの水筒(麦茶)
- 補食バッグ(上記内容のもの)
を持たせました。
しかし、帰ってきた息子からは「足りなかった」と言われてしまいました…。
500mlのペットボトルを4本(なんと2リットル!)を追加購入し、補食もぺろりと食べてしまったそうです…。
もう、9月の出来事です。
猛暑真っ只中の、真夏には、本当に「水分」「補食」が大事である事がわかりますね。
氷の準備が必要なこともあります
真夏の炎天下、スポーツをする子供は、全身から熱を発しています。
少しでも涼しくなるよう、気分が悪くならないように、チームによると思いますが、「各家庭で氷を準備してください」と言われる事があります。冷えた氷水に触ったり、氷水で濡れたタオルを頭や首に掛けて、暑さを凌いでいます。
そんな氷、製氷機の氷を袋にまとめて持参してもいいのですが、スポーツ少年の家にはきっとある、牛乳パックで大き目の氷を作る事ができますよ。
洗った牛乳パックに、水を入れて凍らせるだけなのですが、少しだけ斜めにして冷凍させることで、口をしっかりと閉じなくても、簡単に氷を作る事ができます。
少しだけ斜めにして、凍らせます。
氷を取り出す時も簡単で、少しだけ水をかけて表面を溶かすと、牛乳パックの内側はコーティングがしてあるので、するんと出てきますよ。
ビニール袋に入れて持参します。なるべく溶けないように、発泡スチロールの容器に入れて運びました。時間がない時には、牛乳パックのまま持参する事もできて便利です。
まとめ
子供は、自分で栄養バランスを心がけて、頑張って食べる、という事が出来ない年代です。まだまだ保護者のフォローが必要です。
夏は、応援している親も夏バテ・熱中症になりそうになります。
親子で、夏を乗り切るために、準備をしっかりして、子供が練習や試合に集中できるようにしてあげたいですね。