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子育て

長崎市で小学生が入れるサッカーチームの選び方

子供が習い事を始める時、その習い事が上達するように、できるだけ評判のいい教室に通わせたいと思うことでしょう。子供から自主的に「○○を習いたい!」と言われた時は、子供が通いたい教室や理由があるかもしれませんね。できれば、続けてほしい習い事。始めるからには、親の期待もかかってしまいますよね。

我が家の息子はサッカーをしています。年長さんの頃から習っていて、現在小学5年生です。年長さんの時には、仲の良かったお友達が誘ってくれたので、そのお友達と一緒のチームに入りました。そして、小4になる時に、今のチームに移籍しました。そして今、またチームを変わるかどうか悩んでいます。

子供の気持ちも考えながら、親としてどう決断をした方がいいのか、こんな考えもあるんだと参考になる部分があれば幸いです。

長崎市にはどんなサッカーチームがあるの?

サッカーをしたい。と思った時にどんなチームがあるのかな?と思いますよね。長崎には、V・ファーレン長崎がありますので、チームを選ぶ時には、

  • J下部チーム
  • クラブチーム
  • サッカー少年団
  • スクール

から考える事ができます。

J下部チーム・クラブチーム・サッカー少年団はチームとして活動しており、平日2~3回の練習、土日は公式戦やトレーニングマッチがある事が多いと思います。

スクールは基礎技術のトレーニングを主としています。そのスクール参加者でチームを組み公式戦などの試合に出場する事はないようです。

サッカーが大好き!もっと個人としての技術を磨きたい!というお子さんは、チームに所属しながら、チームの練習がお休みの時に、スクールに通って個人技術を高めているというパターンを私の周りではよく聞きます。

J下部チームとは

Jリーグのチームが運営しているチームのことです。ジュニア(小学生)、ジュニアユース(中学生)、ユース(高校生)、トップチームと繋がっていて、ユースチームで特に優秀な選手は、トップチームに引き上げられることもあります。プロ選手になれる可能性が高いので、優秀な子が集まってくるようです。

V・ファーレン長崎では、24江川湧清選手がU-18から2019シーズンにトップチームに昇格しました。

クラブチーム・サッカー少年団とは

クラブチームの方がレベルが高いかというと、必ずしもそうではなく、強い少年団もあります。各学校のグラウンドで放課後に練習しているイメージがあるのが、少年団ですが、強い少年団になってくると、在籍している小学校に関係なく色々な学校の選手が所属している少年団もあるようです。

スクールとは

長崎ではクーバー・コーチングを受ける事ができます。少年団に所属している時に、所属している少年団が体験を申し込んだ事があり、体験しました。技術を伸ばす為のボールの扱い方・体の扱い方を指導してくれていました。チームに所属しながら、サッカーをする個人として大切な事を教えて頂けること、チーム以外の色々な指導者に出会い事ができるのは、とても魅力的だと思います。

クラブチームと少年団の違い

大きいな違いは 「親の関与する割合」と「月謝の額」 だと思います。

クラブチームは専属スタッフやコーチが居るので、雑務などはすべてやってくれます。その分月謝が高くなります。

少年団は親が雑務を分担する事が多いです。その代わり月謝は安めです。

・必ず事前に練習に参加させてもらう

・試合に出場できるかどうか

どこのチームも、体験練習を受けつけているはずです。チームをいくつかピックアップしたら、体験練習に参加させてもらいましょう。実際に練習に参加してみて、分かる事は多いと思います。保護者同士の噂だけでは分からない事も、実際に体験練習に参加することで分かる事があるかもしれません。子供とコーチとの相性が直感的に「無理」と思うかもしれないし、保護者が、チームの対応で「無理」と思う事があるかもしれません。サッカーは練習しないと上達しませんので、練習内容も大切です。子供にあった練習、子供が続けられそうと思えるチームを選びましょう。

試合に出場できるかどうかも、大きなポイントです。お子さんよりうまい子が多いチームに入れば、出場できるチャンスは少なくなるかもしれません。レベルが低すぎるチームに入ると、試合には出場できても、上達には限界があるかもしれません。試合を経験していく事で、確実に子供は成長します。試合に出るチャンスを平等に作ってくれるようなチームなのか、上手じゃないと出れないのか、各チームの考え方があると思いますので、確認できたら、確認した方がいいでしょうね。

我が家の選択方法

私の子供は、少年団(年長~小3まで)⇒クラブチーム(小4~小5現在まで)と経験しました。どちらも、いい所があるし、悩む所もあります。100%親や子供の希望に添えるチームを探そうなんて無理ですもんね…私の経験した印象としては、

少年団

  • コーチは、保護者やボランティアが多い。
  • 月に1回程度練習時のけがなどに対応できるよう保護者の見守り当番がある。
  • 土日の試合やトレーニングマッチの車出し当番や見守り当番がある。
  • 保護者が色々な当番の管理や割り振り・月謝の管理を行う必要がある。

クラブチーム

  • コーチや監督が専属で所属している。
  • 練習毎の保護者の見守り当番はない。
  • 遠征など地域を超えて強いチームとトレーニングを行う機会がある。
  • 専用のバスがある場合は、送迎もチームがしてくれる。

私の子供は、小3まで、自宅から練習する小学校までの距離の関係で土日の練習や試合にだけ参加していました。小4になる前に、少年団のコーチから、「サッカーをもっと上達させたい、上手になりたいと思うなら、小4からは、毎日のようにサッカーボールを蹴った方がいい。平日も練習に参加できるチームに移籍した方が、上達すると思う。今のチームに所属したままであれば、平日の練習にも参加できるようにした方がいい。技術の差が出て、悔しいのは子供自身だと思う」とアドバイスを頂いた事がきっかけで、チームを移籍しました。通っていた少年団は、コーチも、沢山の審判の資格を取ったり、怒鳴らず子供が楽しいと思えるように配慮してくれていて、どうしたらいいのかな?と考えさせる指導をしてくれていたので、とても大好きなチームでした。子供と相談して、クラブチームへ移籍しましたが、今でも大好きで、戻れるなら戻りたいチームです。

クラブチームも、とても熱心に指導して頂いています。チームの指針がしっかりしていて、試合中に親がピッチ内の子供に指示を出したりすることが禁止されていたり、子供が親とコーチとの(違う指示の)間で悩む事がないよう徹底されている所など、私はいいなと思っています。お金は、少年団に所属していた頃とは比べ物にならない位、出ていきますね…。日帰りや泊まりでの遠征など毎月行っていますし、遠征しなくても、市内での試合も沢山組んであります。

まとめ

J下部チームを選ばない場合、クラブチームかサッカー少年団に所属するかで悩むことが多いと思います。どちらを選ぶかは、チームの特色はもちろん、練習場へ通う手段や親の負担度、経済的な理由、試合への出場機会などを総合的に考慮する必要があると思います。

子供が習い事を始める時、その習い事が上達するように、できるだけ評判のいい教室に通わせたいと思うことでしょう。子供から自主的に「○○を習いたい!」と言われた時は、子供が通いたい教室や理由があるかもしれませんね。習い事をするのは「子供」です。子供が通いたいと思う理由や、なぜその教室や習い事を選択したのか。親が一方的に「良い悪い」と判断するだけではなく、親子で話し合って、子供の意見も尊重して、親ができる範囲の援助をしてあげたいなぁと思います。

 

 

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