大分県安心院にあるアフリカンサファリには、GWと夏休みだけオープンするキャンプ場があります。
とても大人気で、なかなか予約が取れないキャンプ場ですが、2018年7月26日、初めてアフリカンサファリ内のTeePeeキャンプ場に泊まる事ができたので、どんな所?何が必要?と、私が未経験の時に知りたかった情報をお知らせしますね。
▼2019年のアフリカンサファリの記事は、以下を参考にしてください。
TeePeeキャンプ場とは
大分県安心院にあるアフリカンサファリ内にある大自然に囲まれたキャンプ場のことで、毎年ゴールデンウィーク期間と夏休み期間にのみ開設しており、なかなか予約が取れない大人気のキャンプ場です。
お得な料金
キャンプ場料金には、アフリカンサファリの入場料、宿泊当日のナイトサファリ料金と翌日のジャングルバス乗車料も含まれています。
昼間にジャングルバスに乗り、ナイトサファリも体験する予定なら、大人3800円、子供2500円必要です。
大人2700円、子供2000円を追加すればキャンプ場に泊まり、大自然の中、動物の間近で一晩を過ごすという貴重な経験をする事ができます。
料金
- 大人6500円
- 子供(4歳以上中学生以下)4500円
- パスポート会員ならもっとお得です
料金に含まれるもの
- アフリカンサファリ入園料(通常;大人2500円、子供1400円)
- 宿泊当日のナイトサファリ(通常(入園料も含んだ料金);大人2700円、子供1600円)
- 翌日のジャングルバス(通常;大人1100円、子供900円)
- テント使用料(宿泊費);ティーピーテントでも、ファミリーテントでも、同じ料金です
- テント内に敷くマット
- 電池式ランタン1つのテントに付き1つ
- 毛布(1人1枚)
- テーブル(1つ)・イス(人数分)
安心・安全の設備
泊まるテントは、予約の時に、
ティーピーテント
とファミリーテント
から選べます。
ティーピーテントは、1張り6名まで泊まる事ができます。
今回、我が家は、このテントに泊まる事ができました。
ファミリーテントは、一般的なテントで、1張り5名まで泊まる事ができます。どちらに泊まっても料金は変わりません。
キャンプ場には、入口から一番奥にスタッフが24時間常駐している管理棟があります。
トイレ・シャワー(有料)も完備されていますよ。
管理棟では、キャンプを楽しむ為のレンタルも取り扱っています。
主なレンタル用品
- バーベキューコンロ(小):500円
- バーベキューコンロ(大):1000円
- スミ:500円
- はんごう:200円
- 薪:300円
- 炊事セット(フライパンと鍋):500円
- タープ(日よけ、雨よけ):1000円
- 遊び道具(ボールやフラフープなど):無料
- 花火用の消火バケツ:無料
私が持参したもの
今回は、初めてのキャンプということ、男手がないということで、キャンプの醍醐味であるBBQはしませんでした。なので、夕食にBBQを考えている場合は、レンタルできるものもありますが、今回私が持参したもの以外にも必要なものが増えると思います。
持参したもの
- クーラーボックス(自宅から凍らせたペットボトルを持参して、食べ物を冷やしたり飲料として利用しました)
- お弁当(夕食用)
- 朝食(今回はパン・果物)
- 水着(滝すべりが楽しめます)
- 長袖長ズボンのパジャマ(7/26に宿泊しましたが、夏でも朝方は、借りた毛布だけでは寒かったです)
- 自宅で不要となった敷布団(テント内に敷くマットを借りれますが、クッション性は全くない為、ほんの少しでもクッション性のあるものが床にあるのはとても便利でした)
- 電池式扇風機(昼間のテント内はとても蒸し暑かったです。荷物の搬入や整理などテント内を整える時には微風でも便利でした。ナイトサファリから戻ってきた頃には不要で、過ごしやすい気温になっていました)
- 蚊取り線香、虫よけスプレー(夏に行きましたが、キャンプ場で蚊がいた記憶がないのです。一応、テント周囲に4か所、食事をするテーブル周囲にも蚊取り線香を焚きましたが、蚊には刺されませんでした。)
- 花火(打ち上げ花火は禁止です。ナイトサファリから戻ってきてから花火を楽しみました)
- ランタン(電池式ランタンを1つ借りることができましたが、姉弟喧嘩にならないよう1つ追加して持って行きました。ナイトサファリから戻る時には暗いので、便利でした)
チェックイン
TeePeeキャンプ場へのチェックインは、13:30~16:00となっています。
アフリカンサファリへの入場は9:00から可能ですが、キャンプ場へのチェックインは13:30からの受付になります。
チェックインの受付の為、まずは総合案内所へ行きましょう。
総合案内所で、キャンプの予約をしている事を告げ、料金を支払います。
その後、キャンプ利用者用のMAPでキャンプ場と駐車場の場所を教えてもらいます。
キャンプ場までの道のりは、遠くないのですが、普段通れないような裏道を通っていく為、特別感に似たワクワクが、キャンプへの気持ちを盛り上げてくれます。
キャンプ場に着いたら、まずは管理棟に行き、自分たちの泊まるテントを確認します。
この時、ナイトサファリと翌日のジャングルバスの時間を選ぶことができます。
ジャングルバスの時間は先着順に決める事ができるようだったので、小さい子供さんが居たり、自由に時間を選びたいというご家庭は、早めのチェックインがお勧めです。
テントへの荷物の搬入は、テントの所まで車を乗り入れて行う事ができますが、荷物を搬入した後は、車はすぐにキャンプ場用の駐車場に移動する必要があります。
予約の取り方
大人気のTeePeeキャンプ場ですが、いつから予約できるの?どうやって予約するの?予約しなくては泊まれませんので、確認しておきましょう。
予約は、完全ネット予約制です。毎年3月1日から予約を受け付けるようです。
キャンセルも、ネットから可能です。キャンセルする場合は、予約日の3日前までに行う必要があります。
また、大人気のキャンプ場のせいか、公式HPでは、同一名義での複数予約や連泊での利用は、遠慮して下さい。と記載されています。
アフリカンサファリの予約についてはこちらをご覧ください▼
1日目
わが家は夕方4時前にアフリカンサファリに着いたので、キャンプ場へ直行しました。
今回はTeePeeテントに宿泊しました。
夕方4時は、テント内はまだ蒸し暑く、荷物の整理でテント内に居ると汗が出てくる出てくる。
風が通るように網戸にしていましたが、蒸し暑かったです。
段々と夜になるにつれて過ごしやすくなりました。
ナイトサファリから戻ってきた頃には蒸し暑さもなく過ごせました。
駐車場からキャンプ場まで少しだけ歩いていく途中、滝すべりを発見!
私は事前にリサーチしていたので、水着を持参していました。
子供たちは大喜びでした。
滝すべりは、監視員さんも居て、安全に管理されていました。
滝すべりの営業時間があるという事まではリサーチできておらず、夕方4時近くに着き、テント内を整理した後に滝すべりに行ったので、少しの時間しか滝すべりを満喫する事ができませんでした。
滝すべりの営業時間は、基本10時から17時までということです。
しかし、天候や気温・水温で、営業時間内でもお休みする事があるそうです。
大分への旅行やキャンプが初めてだったので、夜ご飯はキャンプらしい事はせずに、買ってきたお弁当を食べましたが、テンションの上がっている子供にとっては、そんなお弁当さえも、サイコーのご飯になったようでした。
夕食後にナイトサファリへ。
少しだけ時間に余裕があったので、カンガルーやモルモットなど、キャンプ場から受付までに通る道で見ることができる動物たちに会いながら時間を調整しました。
ナイトサファリです。
この時間はまだ薄明るかったですが、バスに乗る頃には真っ暗になってきていました。
ランタンを持参すると帰り道が安心です。
動物たちの迫力や、エサやりを満喫して、戻ってきました。
戻ってきてからは、花火の時間にしました。
打ち上げ花火は禁止ですが、手持ち花火や吹き出る花火はOKでしたよ。
花火を消火するバケツも借りる事ができました。
テンションが上がってしまい、眠れるかなー?と思ってましたが、22時消灯後は、時々話し声がするものの、皆さんお休みになられていたので、スーっと眠っていました。
事前に調べて、テント内に敷くマットだけでは薄いとの情報だったので、要らない薄手の敷布団(シングルサイズ)を2枚持って行っていましたので、床が硬くて眠れないということはありませんでした。
しかし、朝方は夏といえども、寒かったですね。お借りした毛布だけでは寒すぎました。(借りる事ができる毛布はとても薄いです…)
私は長袖長ズボンの夏用パジャマを着ていましたが、掛け物も準備しておけばよかった…と思いました。親子3人、体が触れる距離で温めあって眠りました。
2日目
翌朝は早く目が覚めたので、朝ご飯を食べて、アフリカンサファリが開くまで少し時間をつぶしました。
管理棟では、無料でボールなどの遊び道具を貸してくれましたので、子供たちは退屈することなく過ごしていました。
夏なので、虫が多いかなぁーと、心配していたのですが、テント周囲に蚊取り線香を沢山(テントを囲むように4か所とご飯を食べるテーブル周囲)使用しましたが、虫、蚊が多くて困ったという事はありませんでした。
キャンプ場に泊まっている特権として、早めにアフリカンサファリ内に入る事ができました。まだまだ人の少ないアフリカンサファリ内を探索して、楽しかったです。
朝からのサファリバスから戻ってきたころにはお客さんが一気に増えた感じがして、朝の少ない時間に満喫できてよかったね~。と言いながら、子供たちのリクエストで、自家用車でもう一度サファリ内を1周してきました。
サファリバスでは、エサやりや間近で動物たちをみたりする魅力がありますが、自家用車でも、網のないガラス越しに動物たちを観察できて、じっくり見たい動物は邪魔にならないように道路の脇に止まって観察したり、どちらも魅力的でした。
2019年から「オートキャンプ場」もオープンします
*2019年、「オートキャンプ場」がオープンするようです。
TeePeeキャンプ場よりも、大人・子供共に1000円ずつお値段が高くなります。
- TeePeeキャンプ場;大人6500円、子供4500円
- オートキャンプ場;大人7500円、子供5500円
公式HPによると、TeePeeキャンプ場との違いは、
- テント横の専用駐車場に車を停めてキャンプができる
- テントごとにお客様専用のコンセントが設置してある
ということのようです。
TeePeeキャンプ場は、荷物の出し入れをする時には、テントの横まで車を持ってくることができます。それが、テントの横に駐車スペースができるという事のようです。
また、テントごとにコンセントが利用できるのはありがたいですね。例えば、扇風機なんかも利用できますし、今の時代必須のスマホの充電もできそうです。コンセントがあると、グンとキャンプが便利になりそうです。
そして、TeePeeキャンプ場の予約がすぐに埋まってしまうので、沢山の人がアフリカンサファリのキャンプを楽しむ事ができるのは嬉しいですね。
ちなみに、2019年6月16日現在の夏休みの予約は、TeePeeキャンプ場はキャンセル待ちの状況でしたが、オートキャンプ場は、8月27.28.29日にそれぞれ6区画の予約が可能でした。来年からはオートキャンプ場がもっともっと知れ渡って予約が取りにくくなるかもしれませんが、予約の幅は広がったので嬉しい限りです。
▼2019年のアフリカンサファリの記事は、以下を参考にしてください。
2020年、予約開始時期や料金に含まれる内容が少し変わりました。その辺の最新情報はこちらをご覧ください▼